2013年9月30日月曜日

SRAM GXPクランクに関して

知っている人は知っているがGXPのBBはドライブ側ベアリング内径:24mmであり非ドライブ側ベアリング内径:22mmである。ゆえにクランクアクスルに段が付いているわけだが、組み付ける際に注意したいのはクランクのガタをとっているのは非ドライブ側ベアリングのみであり、ドライブ側のベアリングとクランクは接触していないのである。したがって、BBシェルの精度には依存せず、クランクとBBのみの精度でクランクの組み付け精度が決定される事になる。
(もちろんその許容限度を超えれば接触してしまうわけだが。)

ここを勘違いしている人がまれにいて、ガタをとるためのワッシャーをドライブ側に入れたり、あるいはクランクのガタが取れないのはフレームが悪いなどと言っていたりする。しかし実際には上でも書いたようにクランクとBBで組み付け精度は決定されるし、いくら締め付けてもガタが取れない場合は非ドライブ側にワッシャーを入れるのが正解である。

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